Fishing Net ”RIM”を発売します。

当製作所の実質2つ目の製品となる”RIM”を2026年2月に発売します。先んじて、1月18日(日)のJFLCC東京ショーにて公開させて頂きます。
製品の特長については是非詳細ページをご覧ください。
オンラインでのご注文はすでに頂けるようになってはおりますが、お届けは2月中旬~下旬となる旨、ご了承をお願いいたします。



■■■魚を掬うためだけの道具なら必要なかった■■■

元々、僕はランディングネットを使うのはあまり好きじゃなかった。

磯釣りや渓流釣りならともかく、バスフィッシングは、”バスの下顎をがっちり掴んでランディングするもの”と、子どもの頃に読んだ本には必ずそう書いてあったし、ゲームフィッシングと言いながら、最後の最後に”網で掬う”のはフェアじゃないような気もしていた。
もちろん、ランディングネットと呼ばれるものは持っていたし、これまでも色々なタイプを使ってはきたのだけど、(腕はともかく「釣り歴」だけで言えば)ベテランになってからはハンドランディングで事足りたし、釣り上げた後はすぐにリリースして”釣れるチャンスがあるうちに次を投げる”、こんな感じだった事もあり、だんだんとランディングネットを釣りに持って行くことが減ってしまっていた。

去年の夏、普段はゲームばかりの息子と初めての釣り。何とか魚を手にさせてあげたいという思いで古いランディングネットを車に積み込んだ。

その日、息子が釣り上げた小さいバス。リリースする直前まで、ランディングネットの中で悠々と泳ぐバスを息子がじっと見つめているのを見て思った。
ランディングネットは、魚を効率よく捕らえる為だけの道具じゃなくて、今そこにある、足が震えるような感動の塊を、少しの時間だけ大切に閉じ込めておくための器でもあると。
初めての魚を手にして震えが止まらなかった子どもの頃みたいに、一匹との出会いを大切にしていきたい。もう立派なおじさんになってしまったからか、そんな事を強く思うようになった。

■■■

この時の感情から、自分たちが本当にいいと思うランディングネットを考え、何度もカタチにし、やっと完成しました。
”RIM”という名前には、人間の世界と魚が棲む自然の中間にある「曖昧な境界線」という意味を込めています。
ランディングネットを使う人も、これまであまり使わなかった人も、是非手に取って頂ければと思います。

ではまた!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA