(ブログ)芦ノ湖ブラックバス移入100周年記念イベント

2025年6月21日-22日に芦ノ湖で行われた1925LLC様主催のイベントに参加させて頂きました。

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6月20日(金)

今回のイベント運営を少しだけお手伝いをさせて頂く事もあり金曜夜から芦ノ湖へ移動。月曜までの3泊予定につき、トレーラーを引っ張っていく。芦ノ湖の駐車場へ到着するとすでに前泊組の方がちらほら
カートップしたカヌーを下ろしやすいように、連結を切って車とトレーラーを並列で駐車。ビールを飲んでから少しだけイベントの準備して就寝(一人なのでめちゃ広い!)

6月21日(土)

6:00頃に起きると車も沢山で、すでに釣りを開始している方が多数。芦ノ湖のレギュレーションで、マイボートの持ち込みは漁協のオープンの8:30以降となるのでそれまで1925の天野さんたちとダベりながら待つ。50オーバーが釣れたという噂が飛び交っており、ひそかに期待する

今日は森田さん(wakuwaku_fishing_club)と同船して釣り。森田さんは今大会のオフィシャルカメラマンなので湖上で参加者の写真を撮りながら釣りすることに。出船の手続きを終えていざ湖上へ

まずは遠くに見える参加者の船めがけて進む・・・が、うちのエレキは30年前のマーキュリー製で見た目は100点満点だけどとにかく遅い笑 

望遠をフル活用して遠くから撮影しながら釣り。どピーカンのジンクリアウォーターと、芦ノ湖の景観がキレイで”ルアーを投げているだけで幸せ”状態ではあるが、そこはやっぱり釣りたいので必殺のチャグバグを投げ続けるが何も起こらず。15:00からの表彰式と講演会、トークショーの準備の為昼までで釣りは切り上げて箱根プリンスホテルへ移動

箱根プリンスホテルにて会場準備。赤星鉄馬氏に関する当時の資料や展示用ルアー(バド&ジョーイ、トップブリッジ、CYAN)を並べる。なかなか無い光景で壮観。(ちゃっかりうちのハンドルも会場の後ろに展示させてもらった)

Budd&Joey
TOP BRIDGE
CYAN

天野さんから今回の大会「赤星杯」の為に優勝カップを作ったと聞いていたのだけど、hokutosekineさんによるローズウッド製の優勝カップは一見の価値あり!1925LLCに展示されていますので是非。優勝カップと聞いて金色のカップの下に木製の台形土台がついているものを想像していた自分の発想の貧しさを恥じながら準備を進める

こちらは裏面。表面は実物を1925LLC様で見てみてください
会場準備

時間になり、日に焼けた釣り人たちが続々と集合。また、赤星鉄馬氏の子孫にあたる赤星家の方々もお越しになられ、箱根プリンスの豪華な会場で表彰式開始。今回は5名の方が見事バスを釣り上げられ、優勝はなんと53センチのランカーを釣り上げられた田中善章さん、次いで平間恭太さん(50cm)、清水彰さん(38cm)、谷川博文さん(34㎝)。そして、バド&ジョーイの藤田さんも(ゲストということで表彰対象ではなかったものの)しっかりバスをキャッチされていて流石!

また、今回は微力ながら協賛という形でハンドルを大会の景品として用意させて頂き、受け取られた方に喜んで頂けたようで何より。

1925-2025 ”CENTENARY WINNERS” の刻印を施したハンドル(谷川様より写真提供)
恐れ多くも、この協賛一覧の中に入れて頂きました

与那原恵さん(著:歴史に消えたパトロン 謎の大富豪、赤星鉄馬)の講演では、著書の内容以上に赤星鉄馬氏の生涯を垣間見る事ができた気がしたし、その空気感をあの場にいた全員で共有できたのも、100年の節目にふさわしい贅沢な時間だったと思う。

ルアービルダーのお三方のトークショーも、なかなか切り込んだテーマについての話もありとてもよかった。細かい内容は伏せるが、トークショーの中で「ブラックバスは単なる釣りの対象魚としてではなく、僕にとってはもっと別の、”憧れの対象であり、カッコいいもの”として捉えている」という話を聞いた時、自分の中でモヤモヤしている事を言語化してくれたような気がしてとてもスッキリした。

ホテルでのイベントが全て終了して、後片付けを終えて各自移動。湖畔のコテージにて懇親会があり、CYANの近藤さん達による料理(特にカレー)がめちゃくちゃ美味しかった。懇親会では色々な方とお話しでき、うちのハンドルを使ってくださっている方とも沢山挨拶出来た。楽しくてついつい飲みすぎてしまったけども、こうなる事を予想して懇親会会場から30mという超好立地にトレーラーを停めていたので無事にトレーラーに戻り就寝。

6月22日(日)

芦ノ湖にブラックバスが放流された100年前のこの日に合わせたセレモニーに参加。今はブラックバスの放流は出来ないので、各釣り人お気に入りのブラックバスカラーのルアーをキャストするというなんとも粋な企画。このセレモニーでは赤星家の皆さんもルアーをキャストされるという事で、自分はタックル一式をお貸しし、キャストのサポートをさせて頂いた。

セレモニー中は雨も止んだ

これもすごく光栄な事で、これによって僕のタックルは”100年越しに赤星さんによって再度ブラックバスを芦ノ湖に放った”タックルになった(しかもルアーはバド&ジョーイで初めてのBASSカラーに塗られたRipple Chopper!)小学生から数十年前のバス釣り少年まで、みんな満面の笑顔で一斉にルアーを投げている光景はぐっとくるものがあった。
イベントも無事終了し解散となったころから雨と風が強まり出し、釣りをする計画だったけど船は出せない状況に。でもせっかくなので「6.22」と記載された入漁券を購入、おまけで100周年のステッカーをGET!

こちらがその歴史的なタックル
■Phenix BORON 60L2/Ambassadeur2500C(PINK)
■がまかつ LUXXE 745/Ambassadeur1500C(BLACK)

夕方に少しだけ風がやんだので残っているみんなでオカッパリに。BREATHERだけ結んで臨むも釣れず。夜はコテージでビールを飲んでいつものように酔っ払い、そのまま就寝、というか寝落ち。

6月23日(月)

4:30起床、午前中しか時間がないため、レンタルボートで朝一から出撃する作戦。今日は森川さん(skywalkergroup.n.m.888)と同船。芦ノ湖イベントに第一回目から参加している熱い漢(福岡から!)。うちの母親の実家が福岡の八女だった事もあり福岡トークしながら釣り。アシのポイントで森川さんのSTORMY(CYAN)にバイトがあるもののフックアップせず。残念!(自分はギルのバイトのみ)風もかなり出てきてた事もあり、次の101周年バスに期待してこの日は納竿。そのあとでお昼ごはんをみんなで食べて、解散となりました。

どれも白くて、デカい

今回のイベントがものすごく楽しかったのは言うまでもないのだけど、天野さんを中心とした1925LLCの皆さんのチームワークや企画力・運営力が本当にすごかった。
参加者に対してももちろん、ゲストの方やスポンサーも含めて関わる人全員へのリスペクトがきちんとあって、ブラックバスとバスフィッシングへの愛があふれたイベントだったように思います。
来年の101周年イベントにも参加したいし、残念ながら今回参加できなかった方も是非、2026年の芦ノ湖でお会いしましょう!(芦ノ湖バス、なかなか釣れませんが)

※写真の多くはイベントに参加されていた方から共有頂いたものを使用しています。改めて、素敵な写真をありがとうございました!

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