オリジナルハンドルノブについて
僕らのオリジナルデザインのハンドルノブは一つ一つハンドメイドで作成しています。
最初は銘木と呼ばれる花梨や黒柿等の素材でも作っていたのですが、材料の価格高騰やそもそも継続して手に入るかわからない(自分たちでコントロールできない外部要因に影響)為、
早い段階で樹脂を用いたノブの作成を検討していました。
・せっかく樹脂で作るなら、透明感のある仕上げにしたい
・より透明感を出すために何か工夫できることはないか
せっかくオリジナルで作るなら、他と同じじゃ面白くないな、と思いながら色々なやり方を試した結果、現在の「ラメを封じ込める(樹脂に混ぜ込むのではなく)製法」にたどり着きました。
透明にしたいんだから、何も入れないのが一番透明なのでは?とも思ったのですが、ハンドルの一番細いところと太いところで封じ込めたラメまでの距離が変わるようにした事で、だんだん深くなる水中を覗いているような雰囲気をイメージしています。(これは過去にレジンテーブルを作成した時の経験が活きた)
写真ではなかなか伝わらず悔しいのですが、近くで見るとこのような雰囲気です。
うまい棒のような形状のラメを、水あめのような樹脂でコーティングした感じ(やっぱりわかりにくいですね)
「写真で見る限り、もっとラメラメした感じかと思った」と言われる事もあるのですが、実際にはクラシックな雰囲気に合わせています。
フジグリップや、飛ばしにくいけど飛んだらよく釣れるTHINFINとも雰囲気合っていませんか?
次回はノブの製作編です!ではまた。